福岡をオシャレに生きる vol.73は、画家兼 和柄ネイリストのちひろさんを取材しました。
・その仕事を始めたきっかけは?
「物心ついたときから絵を描いていました。
ですので、きっかけというよりは、ずっと描いていて今があるという感じです。
高校はデザイン科の学校に行き、大学に進学しても絵を描こうと思ったときに、先生に油絵か日本画を進められました。日本画の方が透明感や空気感を感じることができ、日本画を選びました。
それから4年間、日本画を学んできました。
幼い頃から、自然と絵を描くことが日常になっていました。
浮世絵などのさらっとした感じの絵を好んで、そのような絵を描き続けています。」
「絵を描く仕事がしたいと、最初に始めた仕事が、博多絵付け師という職種でした。
日本画を描いてきた技術が生かされる仕事で、細かい絵柄などは、博多絵付師の仕事を通して学んでいきました。
画家としては16年くらい活動をしています。
生活していかなきゃと思い、一度描くことを辞めた時期もあるんですが、去年グループ展をやってみて、描きたいと思い、また描き始めました。本当にしたいことをしないとだめだなと感じるようになりました。」
・ちひろネイルについて
「ネイリストを始めてからは、8年くらいです。
母親がネイルが好きで、洋服のコーディネートも上手で、いつもファッショナブルで決まってる。
そんな光景を見てきたので、自然と自分もネイルが好きになりましたし、色を使った仕事がしたいなと思うようになりました。」
日本画のテイストや絵付けでの経験から、和柄をメインにネイルアートを描いています。
誰にもない自分の個性が活かせるんじゃないかと始めました。」
・活動してよかったことは?
「絵を描くだけではなく、ネイルも始めてよかったなと思うことは、ネイルに行っていろんな人と話す事が出来るのでよかったなと感じます。人と笑いながら仕事が出来る環境がありがたいですね。」
「博多人形の絵付けをやっていたときは、1人黙々と集中して作業することが多かったです。
自分の想いを載せて描けてたという点では、よかったなと感じます。
ストレス発散にもなりました(笑)」
・ネイルの柄は?
「HPで検索したり、図柄の本を買って見ながらネイルに描いてみるという作業をしています。
そして、しっくりきたものを商品として出していきます。和柄ベースで変わった柄を取り入れるようにしています。」
・ファッションでこだわりは?
「明るい色を着るようにしています。以前はファッションに興味がなく、地味なものが好きでした。
美容室でもパートで働き始めたので、明るい色を着るようにしています。」
・オシャレポイント「アンティーク着物」
「取材やイベントは、着物を着て出かけるようにしています。
アンティークの着物を着ることが多いですね。母親から譲り受けたものがほとんどです。
着物を購入する時は、mina天神にある呉服屋のゆざわ屋によく行きます。
アンティーク着物の変わった柄が多くて、お気に入りのお店です。」
・今後の目標
「絵は龍を描くことが多いです。
お寺の障子とかにも描いてみたいなと思っています。
また、個展やグループ展を開きたいです。
ネイルの方も、たくさんの方々に知っていただきたいです。」
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【名前】ちひろさん
【Instagram】@chihiroro3
【Facebook】ちひろネイル
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