福岡をオシャレに生きる vol.68は、ドレスショップ「dress coco」オーナーの田久美希さんを取材しました。

dress cocoは、今泉にあるオシャレなウェディングドレスショップ。
レンタルドレスとネイルのお店です。店内に入ると、とても上品で落ち着いた雰囲気。

オーナーの美希さんも、親身になり、パーティードレスや結婚式のゲストドレスなど、その方に合ったものを選んでくれます。ヘッドアクセやピアスや靴などのレンタルも行っているので、トータルでコーディネートしてもらうことも可能です。

そんなオシャレなdress cocoのお店に行ってきました。

・ショップを始めたきっかけは？

「もともとは、アパレルのデザイナーをやっていました。

友人の結婚式に着ていくドレスに自分自身が悩んだ事がきっかけです。

出席者がかぶる時に、同じドレスは着ていけないし、どうしようかなと色々悩んでいて、ドレスのレンタルショップを探したんです。

派手で華やかなパーティードレスのレンタルはあったのですが、自分のイメージしている落ち着いて上品な雰囲気のドレスというのが見当たりませんでした。

なので、若い人も30、40代の人のどちらも着れるような、そして上品で落ち着いた雰囲気のセレクトショップみたいなレンタルドレスのお店があればいいのにと思いました。それが一番最初のきっかけでした。」

・どんなお客様のご要望が多いですか？

「ご来店される方は、もちろん20代の方もいますが、30代、40代の方によくご要望いただきます。

膝を隠したい。腕を隠したいなどの声を頂いたり、
 張り切りすぎないきちんと感のあるドレスアップ。

結婚式って皆さん何を着ていくかすごく気にしていて、ドレスアップの仕方が分からないという方もいらっしゃるんですね。

そういった方々に、寄り添いながら一緒にコーディネートを選ぶようにしてます。

なので、dress cocoのレンタルドレスは、誰でもチャレンジできるようなドレスを揃えています。」

・置いているドレスのこだわりは？

「そうですね。もともと私自信がデザイナーをしていた経験があるので、服の目利きが出来ます。なので、ドレスの生地の質にはこだわっています。

色でいうと、黒のドレスも準備はしているんですが、なるべくいろんな色や柄を揃えて、華やかに見える色物をオススメしています。尚且つ、上品な丈感でオシャレなものを仕入れています。

インポート物も置いてはいるんですが、日本製の方が生地がしっかりしているので、大半は日本製のしっかりした質のいい生地を置いています。

インポートの場合は、縫製が荒かったりするので、そういう部分は、スタッフで治したり、リメイクして店頭に出すようにしています。」

・レンタルドレスについて

「ドレスは、主にパーティードレス、二次会ドレスを取り扱っています。

完全予約制なので、ゆったりと落ち着いた中で、ご自身にあったドレスを選んでいただけます。お子さんがいらっしゃる方だったり、旦那さんや彼と一緒に来たりする方もいらっしゃいます。

ドレスの試着は薄着になるので、男性がいると気を遣うという女性の方も多いんですが、予約制のお店なので、そういった心配もありません。

試着室も広く作ってあるので、側にお子さんを寝かせてご試着するという事も出来るようにしています。

連れで来た方は、待ってくつろげるような座席も準備していますので、安心して来店していただけたら嬉しいです。」

ドレスだけではなく、パンツスタイルのものもあります。ネックレスや小物でアレンジするとぐっと大人っぽく上品になりますね。

花柄のグリーンとホワイトのAラインのドレス。ラインも綺麗で、落ち着いた色味が素敵です。

・続けていて嬉しかったことは？

「お客様から、お手紙いただいたり、喜んでもらえたときがとても嬉しいです。

dress cocoは、へア、ネイルもトータルで出来るサロンになっているので、来た時からドレスアップして嬉しそうに式場に向かっていく姿を見るのも嬉しかったです。

そして、一度来てくださった方が、リピーターになってくださったり、ご紹介できてくださったりすることがとても嬉しいです。
dress cocoのレンタルドレスは、幅広い年齢層で着れるので、お母さんと娘さんが一緒に来てくれることもあるんです。親子で来て頂けるなんて、嬉しいですよね。」


・これからやっていきたいことは？

「今年はブライダルに力をいれていきたいです。
私自身、ものを作ったりすることが好きなので、お二人に合ったブライダルの提案などもしてみたいです。
お二人のこだわりをカタチにして、内装など一から手作りでやってみたいです。

今現在、
 プランナーも専属の方がいて、美容師さんやカメラマンさんとウェディングチームを組んでのブライダルにも挑戦しています。
自社だけでやると凝り固まってしまうので、いろんな方々に力を借りながら、徐々にカタチにしていってますね。

やるからには本格的に、なぁなぁにはしたくないです。
ああしたい、こうしたいをカタチに出来るように、今年も精一杯動いていきたいです。」

・最後にメッセージを！